薬局通信☆10月号
全国各地に被害をもたらした9月の台風。。。
賀茂地区も停電や断水、家屋の破損などの被害がありました。
自然災害の恐ろしさを目の当たりにしたと同時に、日常生活でいかに電気に頼った生活をおくっているかを痛感しました。
日頃の食料・水・電気の備え、災害時の避難の仕方などについて、あらためて家族と話し合っておきましょう。
さて、今月の薬局通信のテーマは、
秋のアレルギー症状
についてです。日中はまだまだ汗ばむ陽気の日もありますが、朝晩はすっかり涼しくなり秋の訪れを感じます。
気候の変化で咳や鼻水などの症状がでている方も多いのではないでしょうか。
咳・鼻水のほかに、くしゃみが止まらない、目や喉にもかゆみがある、そして風邪にしては長引くなぁ~と感じたら、それはもしかするとアレルギー症状かもしれません。
秋のアレルギーには、
①ブタクサ・ヨモギのなどの秋の花粉症
②ハウスダストによるアレルギー
などが考えられます。
秋花粉は春花粉のように何キロにもわたって飛散するわけではなく、数十メートル~数百メートルほどと飛散距離は短いですが、粒子が小さいため目や喉に入りやすく、症状が ひどく出ることがあります。
また、ハウスダストの中で最もアレルギーを起こす要因となるのが「ダニ」です。
夏にかけて繁殖したダニが、秋になって一斉に死んで、その死骸とフンが舞い上がってアレルギーを引き起こします。
これらの秋のアレルギー対策としては、まず花粉の原因植物がありそうな草原や土手などに近づかない。そして、ハウスダスト対策には部屋の掃除や寝具の洗濯をこまめに行うように心がけましょう!

