薬局通信☆8月号
8月も早いもので残り1週間となりました。
お盆期間に発生した台風で、帰省やレジャーの予定を変更した方も多くいるかと思いますが、
夏休みは満喫できたしょうか。
コロナ禍になってから減少していた夏の観光客も
今年の下田・南伊豆のビーチは多くの親子連れの海水浴客で賑わいました。
8月の薬局通信は、
アニサキス
による食中毒の予防法について紹介しています。
カツオやサバ、イワシなどの魚の内臓に寄生するアニサキスは、
刺身など生で食べた際に人の体内に生きたまま入り込むと
食後数時間で激しい腹痛や嘔吐、蕁麻疹などのアレルギー症状が出ることがあります。
このアニサキス食中毒を回避するためには、
まずは目視で魚の身を観察し、アニサキスを取り除く、
また内臓に寄生したアニサキスが魚の死後筋肉に移動する前に内臓を素早く取り除くことが重要です。
さらにしっかりと加熱したり冷凍したりすることで、死滅させることもできます。
アニサキスだけでなく、秋口までは細菌などの食中毒も多いので、
食材は適切な処理をし、調理法を工夫していきましょう。

